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香霖堂天狗装束 アレンジ衣装

衣装
  • コスプレ衣装
香霖堂天狗装束

制作範囲

  • デザイン
  • 制作
  • 型紙製作

制作期間

  • 2ヶ月

衣装デザイン

PhotoShopで作成

東方香霖堂天狗装束の衣装デザイン

制作概要

注. この作品は東方Projectの2次創作です。上海アリス幻樂団様とは一切関係はございません。

香霖堂天狗装束という日本の古くからの妖怪「天狗」キャラが着ている正装と思われる衣装です。

天狗の世界は天魔(天狗のボス) → 大天狗 → 鼻高天狗 → 鴉天狗 → 白狼天狗 というような階級社会になっています。

その環境下で着る正装のためおそらく素材は安物ではなく、それなりに価値の高い素材を使っていると考え、生地は少し高めのものを用意しました。

着物

鮮やかな色合いと不規則な節が正装としての和服にピッタリだったため、CDシャンタンをベースにしています。

袖と衿にはそれぞれベースと異なる生地を使用しました。

天狗は山の自然のある所に住んでいるので袖にはもみじ柄・衿にはお花柄の派手すぎない黒生地を採用しました。

もみじ柄の生地
天狗装束の着物

コルセット

天狗装束には日本刀を持たせたイラストも多く、私自身もそちらに影響されていてこの衣装には「カッコいい」という概念が存在していました。

制作段階で天狗装束と日本刀を組み合わせることは決まっていましたので、かっこよさをどこで表現するかとなった際、デザイン収集の際に気になっていた着物とコルセットを組み合わせる発想に至り制作しました。

生地には金襴を使用しています。

コルセットのボーンにダイソーの結束バンドを使用

ボーンの代用に結束バンドを使用

コルセットにDカンをつけて道具をぶら下げれる

Dカンで手荷物を削減

袴・前掛け

天狗装束の袴は「前開き」となっており、開いた部分を前掛けで隠しているというかなり特殊な構造になっています。

前開きにすることで生地量が減少してしまうのですが、袴特有のプリーツと脇空きは再現したかったため仮縫いと型紙の改造を繰り返しました。

キャラの種族は「鴉天狗」のため、カラスのように黒く疾走感のある生地を探し「蜃気楼」と呼ばれる柄の入ったジャガード生地を採用しました。

袴と前掛け
袴と前掛け

鴉天狗のお面と頭襟

鴉天狗のお面

お面の製作には「張り子」と呼ばれる粘土の型に和紙を貼り重ねて作る造形技法を使いました。

石粉粘土をひたすら盛り新聞紙を活用して鳥特有の口ばしを再現しました。

石粉粘土

石粉粘土をモリモリ

粘土乾燥後にプラサスを吹いて張り子を始める前の状態

プラサスを吹いた後の型

型から外してヤスリで整形

頭襟

天狗の特徴といえば頭に載せている頭襟で、フォロワー様が投稿されていた作り方をご参考にさせていただき製作しました。

ベース素材には防水性を考えて2mm厚のCOSボードを使用し赤い柄のちりめん生地を貼り付けます。

頭襟の組み立て前
頭襟の完成後

頭襟にぶら下がっている梵天もアクリル毛糸をほぐして製作していきます。

ダイソーのボンボンメーカー

100均のボンボンメーカー

梵天を製作中

毛糸を解いていくとふわふわになります

カラスの翼

翼には自由自在という太くてやわらかいアルミの芯材を使用し、その上にアマゾンで購入した「羽根フリンジ」を両面テープでアルミ材に貼り付けて製作しました。

使用する際はゴムで背負う形になります。

カラスの翼の土台のアルミ芯
カラスの翼の完成後

完成ギャラリー

香霖堂天狗装束の前面

前面

香霖堂天狗装束の後面

後面(リボンも金襴で製作)

鴉天狗のお面と頭襟

鴉天狗のお面と頭襟

着用写真

着用した写真